Interview先輩紹介

　私は大学時代、地元を離れ県外で暮らしていたのですが、「就職するのはやっぱり地元がいいな」と思っていました。企業探しも地元に近いところを中心に考え、晃和興産のことはマイナビ就活サイトで知りました。その後、会社訪問もさせてもらい、温かい方ばかりだなという印象を持ちました。また、社長からは「私たち夫婦を柳井の両親だと思ってもらえたらうれしい」と言ってもらえたのが、初めての場所での一人暮らしに不安を感じていた私の心に強く響いたのを覚えています。入社してからも社長をはじめ多くの方から声をかけてもらったり、話を親身に聞いてもらったりして、そんな不安はすぐになくなりました。 現在は本社に勤務し、経営サポートメンバーの一人として総務や経理関係の仕事などを担当しています。お客様から振り込まれた入金の確認や備品・制服の購入手配、書類の作成など業務内容は幅広く、まだまだ覚えることも多いのですが、そんな私でもほかの部署の方から頼りにしてもらえていると感じることも多く、働きがいにもつながっています。

　先輩からは「まずは挑戦してみることが大事！」とよく言われ、私もその考え方は大切だなと思っています。もちろん挑戦したからといってすべてうまくいくわけでもなく、最初は失敗ばかりで「すみません」と謝ってばかりで、「なんのためにこの仕事をしているんだろう？」と思うこともありました。それでも経験を重ねるとうまくできることも増え、仕事の意味も理解できるようになりました。今では「挑戦」という気持ちを持ち続けてきてよかったなと思っています。
　たとえば、電話対応もその一つです。昔から電話対応が苦手で、電話がかかってくるたびにドキドキしていました。本社にかかってくる電話の多くは社長宛かガス部へのものということは聞いていたのですが、それでも緊張していたほどです。正直、今も緊張しないわけではありませんが、以前よりは堂々と対応できるようになっていると思うので、少しは成長できているのではないでしょうか。

　就職活動についておこがましいかもしれませんが、「就活に疲れたからもうここに決めよう」とか「ここでいいかな〜」では終わらせないほうがいいと思います。実際には会社に入ってからでないとわからないこともたくさんあると思いますが、妥協して就職し、「やっぱり、ここにしなければよかった〜」という友達を何人も見てきたからです。完全に納得できるかたちで就職活動を終わらせるのは難しいかもしれませんが、投げやりな気持ちにはならないほうがいいのではないでしょうか。
　ところで、私は幼い頃からずっとソフトテニスを続けているのですが、両親からは「口を動かす前に手を動かせ」と言われてきました。これはテニスだけでなく就職活動や仕事にも通じることだと思っています。行動すれば妥協で終わらせずに済むことも増え、結果も変わってきます。
　私自身、これからも行動することで成長し、会社に欠かせないと思われる人になり、ゆくゆくは私の仕事を誰かに引き継いだときに、「川﨑さん、すごく大事な仕事をされてきたんですね」と言ってもらえるようになりたいですね。